旧神戸移住センター

odarinden2006-05-21

フィットネス後、仲のいいデザイナーK君が参加するグループ展に行こうと北野へ。
強い日差しの中、異人館に向かって坂道を上がる。
「キタノサーカス」だと聞いて行ったのに、営業すらしていない。
猫展だというから、めっちゃ楽しみにしていたんだけどニャン。


本人に連絡もつかず、仕方ないので異人館通りを西へ、諏訪山方面に歩く。
途中でレトロビルの旧神戸移住センターの前を通りかかったので、入ってみた。
ここは1928年に国民移民収容所として設置されたもの。
ブラジルに移住する人たちが出発前の約1週間をここで過ごし、
移住の準備をしたり研修を受けたりしたところだ。
実に25万人がこの建物から出発しているんだそうだ。
今はNPOがアーティストのアトリエやギャラリーにして運営している。
一角にある神戸移住資料室には当時の写真や資料などが展示されていた。
夢を持ってブラジルに移住した人たちは、必ずしも皆が楽な暮らしをしたわけではない。
こんな歴史があったんだと、しみじみしてしまった。


結局、大回りをして歩きまくって帰宅、足パンパンの大疲れ!
さっきK君から電話があって、ギャラリーは神戸教会の近くの「サーカスサーカス」だという。
彼が間違えて教えてくれたのか、似た名前をrindenが思い込んだのか。
近くを通ったのにぃ。
頼むで、しかし!