いい加減な記憶

odarinden2006-01-25

クイーンの特集をWOWOWで見ました。
名盤『オペラ座の夜』ができるまでをメンバーや関係者のインタビューでまとめたもの。
(多重サウンドの魅力を語るブライアン・メイはやはりノッポさんと同一人物でした。)
1970年代の後半、rindenが中学2年くらいのころから、日本の洋楽シーンは
ベイ・シティ・ローラーズから徐々にクイーンに占領されていったんだニャン。
衝撃的だったのは、彼らはそれまでのバンドが持っていなかった妖艶さを持っていたから。
華があって毒があって、それでいて気品もあったのです。
「昔クイーン好きやって言ったらバカにされた」と夫は言うけれど
どんなにフレディ・マーキュリーが気持ち悪くても(私もそう思っていた)、
あの美声と才能と輝かしいバンドの実績が、30年経た今でさえ、
そんなたわけごとを笑い飛ばしているような気がします。
でも、そもそもさぁ、クイーンとか何とか以前に、
ロックのことを分かりあえて語れる人なんて極少やったよねぇ。
クラスに自分以外でせいぜい1人といったところでした。
なーんて、画面を見ながらも当時を振り返って不満をぶちまける我ら夫婦でしたが
オペラ座の夜』は本当によく聴いたといいながら
「'39」(大好き!)が入っていることを知らない夫、君の記憶とはいったい…
ほんまにちゃんと聴いてたわけぇ?


気をつけよう。
こういうことがつまらん喧嘩の種になるのよ。