エリザベ−ト観劇@帝劇

odarinden2005-09-23

本日、ミュージカル「エリザベート」を東京の帝国劇場まで見に行って参りました。
昨秋の大阪公演ではトチ狂って7回も足を運んでしまいましたが、
さすがに今回は日帰りして一度だけ。
昼の回、トート閣下は内野聖陽。もちろん、この人が目当てwです。


演出等の内容は前回の公演とほぼ同じもの。
rinden的には、さんざん見た去年のおさらいと、4月に見たウィーン版との比較ができ
つくづくよく出来たミュージカルだと再確認できたのです。
歌がメインとはいえ、うっちーは表情やしぐさの細かい演技をするので、
オペラグラスが手放せません。
だから、トートの出現とともに「ぱぱっ」とオペラグラスを目にあてるのですが、
たぶんお客さんの8割くらいはそうしていると確信してます。
どんなにいい席で観ていようと。
だって音がしてるもの、「ぱぱっ」って。いや、「ざざっ」かなw。


主な出演者で今回初めて観たのは2人。
ゾフィー寿ひずるは威厳を出そうとしすぎてオーバー気味。
でもこの役、難しいと思うわ。
ルドルフ皇太子の井上芳雄は、あまりに優等生っぽくて毛嫌いしてたけど
すごくしなやかで、存在感が同キャストの他2人を見たときとは全然違っていた。
セリフの間の取り方も抜群にいいと思った。
ミュージカル界のプリンスなんだそうです。


うっちー、今日は若干お声がお疲れでしたかね。
「最後のダンス」で歌い回しに新しいアレンジが入っててよかったです。
いつもあんなに御髪が乱れていましたっけ? 鬘が変わったのかニャ。
カーテンコールで横の皇后様との距離が微妙でした。ちょっと遠くなった?
もう見納めかもしれないと思うと、どのシーンも愛おしくてたまらないのでした。
で、死神から一転、帰ってテレビで「秘太刀 馬の骨」の剣の達人銀次郎を堪能したのでした。
どっかで観たよなシーンが…蝉しぐれデジャブ、フォー!


叶わなかった旧友との再会は、4カ月後に期待。
はは、また行くんですわ、ベガーズ・オペラを観に!