幸運とは何だったのか

odarinden2005-08-02

知人の霊能力者「仏飛美あっちゃん」と最後に会ったのは去年の春だったと思う。
会社の名前を付けてもらった間柄なので、ときどき仕事の相談っぽいことを話に行く。
そのとき、いつものハイテンションでこんなことを言われていたのだ。
「今ちょうどね、かつてないほどの大幸運期が来てるんよぉ」
彼女の情報は非常にその…一般的にいえば個性的…なので、
どう解釈していいかわからないことがよくある。
なにかとてつもない幸せなことが起こるのか。
「それは誰かに限定されたもの?」
「違う、地球的に。必要としている人みんなに」
この星は、テロや核や異常気象でどうしようもなさそうなんですけど…。
「ホンマぁ?」
「でもね、それも期限があるねん。2005年の7月いっぱいまで」
「私たちの仕事にも、何か劇的な変化が起こるやろか」
「この波に乗ってガツーんといかんと!」


そして7月は終わってしまった。
果たしてどの程度に幸運だったかを、今日相棒と振り返っていたのだ。
仕事では、劇的なできごとはなにもなかった。
キーパーソンに出会ったり、画期的に売上があがったりなんてこともなく、
趣味だか仕事だか生活だかわからないようなことを、続けていただけだ。
ただ、rindenの夫は広い店舗への移転、相棒のご主人は条件のいい転職があって、
ま、家族的にはよかったと言ってもいいかなと納得していたのでした。
しかーし、何よりrindenは内野聖陽という凄い役者さんと
バックホーンという魂揺さぶられるバンドに出会ったではないの。
それを大幸運と言わずして何と言うのだっ!


BGMはレディオヘッド『OK COMPUTER』。
コールドプレイのCDをハードオフのジャンクコーナーで見つけて
100円で買って帰って、開けたら中身はコレでした。
曇り空の下でしかめっ面してずーっと踊っていたいような、
そしたらさらに気が滅入ってくるような、ブリティッシュロック。
それでも、この重い心地よさは何なんでしょう。


画像は楽天イーグルス観戦に遠征したシスターズからいただいた
仙台みやげのずんだ羊かん!
rindenがずんだが大好きな理由は、単純においしいことと
憧れの宇野千代がエッセイで書いていたからです。
枝豆の風味満載だよん。