ピンクの岩塩ナイス！

情報誌の編集部にいたころからの友人がいる。
か細い体形をしているにもかかわらず、不眠でも平気な不思議さんなのだが
その彼女が毎日のように食べているのが、焼肉。
携帯の待ち受け画面も焼肉にしているくらい、脇目もふらずに愛しているようだった。
最近では関西一円を対象にした「焼肉屋評論家」的な活動もしている。
以前、彼女が深夜のグルメ情報番組に出演していた際、印象に残っているコメントが
「ピンクの塩ですよ！」
そのときは何のことだか分からなかったのだが。


今晩は夫の実家で鉄板焼をごちそうになった。
そこでお目にかかったのが、まさにピンクの塩だったのだ。
ラベルには「アンデスの岩塩」とあり、標高3000m級の場所で採れる塩らしい。
サーモンピンクの色は太古の海水が山のミネラルを含んで岩塩になった物で
特に鉄分を多く含んでいるので、血液の浄化作用が強いのだとか。
舌触りは柔らかいのだけど、ミネラル分の旨味はしっかりしている。
さらーんと溶けていく後味もスッキリしている。
焼いた野菜やお肉にぱらっとかけて食べると、これがおいしいおいしい！
素材の味を殺さないというかね。
調べてみると、入浴剤やボディマッサージ、土壌改良にも使えるんだって。
小さな器に入れて分けてもらいました。
ミントの小鉢と梅酒後の梅の実も一緒に。なんだか心が豊かになります。


焼肉の彼女曰く、一番おいしい食べ方は塩だけでいただくというもの。
タレなんてのは…邪道のようですよ。
もちろんそれはいいお肉があってこそ。
ベターハーフってもう使わないですが、そんな言葉が思い浮かびました。