それだから当店はCD増える一方

odarinden2005-03-30

買い物があって、夕方から三宮へ。
ついでに足を伸ばして元町まで行ってきた。
雑然とした普通の繁華街である三宮よりも、
ちょっと落ち着いた感じの元町のほうが好き。
山の見え方がいいし、通りの個性が強い。
港町風情とかレトロムードとか中華街とかジャンクとか、
そんな神戸の多面性がこの街ではそれなりに楽しめるしね。
rindenの夫は元町で中古CD販売業をしているので、
おやつを持って店を訪れてみた。
すると夫は、通路に座りこんで汗をかきかき不要CDの買取りの最中だった。
それも500枚分くらいの。


今ドキは卒業&就職シーズンだから、
引っ越す前に片付けして、不要なCDを整理する人が多いのだろう。
今月の中旬くらいから連日山のような買取りが続き、
夫も嬉しいような悲しいような悲鳴を上げている。
(だって中にはどうしようもないCDもあるわけでね)
先の500枚売りに来たお兄ちゃんはウェブデザイナーさんとかで、
残しておきたい音はひととおりMP3に落とし込んだのだという。
だからもう手元になくてもいい、と。
そうよ。時代はMP3なんです。
音源はデータにしてパソコンに保管しておくんです。
もう音源が刻まれた物理的な姿は、なくていいのです。


職場の子ども、Rちゃんはこの春から中学生。
私立の試験に受かったので、お祝いもたっぷりもらったようだ。
でもって、それで何を買ったか。
はい、20ギガのiPod
人気のMP3プレイヤーは、ちーちゃい。
英語の聞き取り練習のために、ボイスレコーダー用のオプションも付けている。
でもさぁ、もし学校に持って行けなかったら...どうするん?
そんときはオバチャンにちょうだーい。
rindenが初めて買ったウォークマンは、辞書より重かったような気が。隔世の感。